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2・26 ぴーぷるの面白い本紹介

2021.02.26 13:00|★本・雑誌・映像
みなさん こんにちは ぴーぷるです
ピープルさん


先日、小学五年生の息子が国語の教科書にのっている話を聞かせてくれました。
音読の宿題だったのですが、話を聞いていると引き込まれました。
「弱いロボットだからできること」というお話でした。

eye_ganseihirou_book_man.png

著者の岡田美智男さんはロボット(ヒューマン・ロボット・インタラクション)の研究者です。
ふつうは世の中を便利にするための「道具」として機能するロボットを
想像してしまいがちですが、この人の研究するロボットは違います。
自らはごみを拾えない「ゴミ箱ロボット」やたどたどしく話す「トーキング・アリー」、
一緒に手をつないで歩くだけの「マコのて」など変わったものばかり。
一見すると「ダメなロボット」には周囲を巻き込む力が存在するようです。

弱いロボットの思考

ロボットと環境、そしてそこにいる人との相互関係が働くことで
化学反応のようなコミュニケーションが生まれることがわかってきました。


重層的支援体制整備事業というものが厚生労働省から示されました。
地域共生社会の実現ということを目指し、相談支援・参加支援・地域づくりの3本柱で
支えられる側と支える側という形で立場が一定になるのではなく、
支えられる側も支える側に回ることができる環境づくりを前面に説明されています。
重層的支援体制整備事業


方向性としては非常に良いのですが、実現させる方法として居場所づくりなどが
ピックアップされているものの、あまりピンときませんでした。
しかし、この弱いロボットの考え方に照らし合わせてみることで少し解決法が見えるかもしれません。

日本人の多くは誰の手助けも借りずに一人でできることを「自立」と
とらえて育ってきている文化があります。
しかし、東大の熊谷晋一郎さんの示す自立論では
「自立する」とはむしろ依存先を増やすことだととらえている。
私たちの暮らしは電力、水道などのライフラインをはじめ、飲食物なども
自給自足しているわけではなく、誰にも依存せず生きている人はいませんよね。

自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと

障害者とはその依存先が限られてしまった人たちのこと。
ロボットの歩行研究では地面との協力関係がないと歩くという行為を実現するのが難しい。

他者や環境の力を借りることを前向きにとらえなおしてみると「ゴミ箱ロボット」のように
自分ではごみを拾えないので他者を巻き込んで拾ってもらうことも目的達成の手段。
ちょっとずるいけれど、思わずごみを拾ってしまうシチュエーションはなぜ生まれるのか。

環境をうまく利用して、人のやさしさや応援、工夫を引き出す。
参加した人の達成感や満足感を生み出している。
お互いの弱さを補いつつ、その強みを引き出しあう。
相手の身になれる、相手を気持ちによりそえることが期待できる。

弱いロボットの5つのポイントとして
・他者からの関りやアシストを思わず引き出してしまう
・一緒に合目的的な行為を組織する
・お互いの調整の中で疎通しあう
・手伝ったほうもなんだかうれしい
・相互のかかわるためのコツを見出す

ひとりでできることが孤立につながるなら
誰かに「手伝って~」と甘え上手になるのも、社会に求められている役割なのかも…。

昔の長屋文化のようなものが、今の時代に合わせてブームにならないでしょうか

インドでは人が生きている限り、誰かに迷惑をかけたり、助けを求める
だからあなたも周囲を助け、迷惑をかけられても怒らないようにと育てられるそうです。
日本では「人に迷惑をかけるな」と教えられますが、そこから見直しをはじめてみましょう。

難しいかな~。
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