くらげのクラクラひとりごと
2023.06.02 13:00|★本・雑誌・映像|
金曜午後は、そらいろブログ♪
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くらげのくらくらひとりごと

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ラベリングの行方・・
「若いでくくらないで下さい」「若いねえ~」という携帯電話会社の
テレビ・コマーシャルがありました。
何回見てもくすっと笑えます。
くらげは小さいころから、女(の子)だから・・、障害を持っているから・・と
ひとくくりにされることに抵抗を感じてきました。
社会に生きるひとりの人間として見てほしいと。
社会学者・アーヴィング・ゴッフマンは、社会的スティグマについて研究をしました。
スティグマとは、烙印(らくいん)の意味て゜
特定の文化、人権、ジェンダー、知能、健康、障害、社会階級、生活様式などに対し、
差別、偏見の対象とされる属性、負のイメージのことです。
負のイメージは、排除する側だけでなく、排除される側も内面化されていきます。
そもそもは、グループ分け、カテゴリー化、それに名前をつける、ラベリングされることからはじまります。
ただ、このスタート時点では、排除などのマイナスの意図、悪意がなければ、
社会が抱える課題、問題を可視化することにつながることもあります。
様々なハラスメント、最近では、宗教二世、ヤングケアラーなどがそれにあたり、
社会的課題とし解決が求められ、法整備や施策にも反映されていくこともあります。
スティグマにしない、あるべき方向だと思われます。
未知の人に出会うとき、敵でないと確認、認識するため、
その人の属性や背景でカテゴリー化、ラベリングをしてしまいがちです。
属性や背景にある、歴史的社会的なスティグマを含めた理解と、個人としての理解、
双方からのアプローチが必要です。
"障害を持っている"ことに、決して足をすくわれないように
当事者相談員としても戒めています。
おまけ情報コーナー

知り合いのミュージシャンが登場します。
よかったら足を運んでみてください。
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ほん(本)のちょっとコーナー

聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人 ちくま新書
現代社会は、国家間、社会と人との関係に大きな困難を抱えています。
人と人との関係も難しく、孤立を社会課題としなければならないほどです。
この本は、話を聞くことが出来ず困っている人たちと
話を聞いてもらえず苦しんでいる人たちに向けて、
聞く技術、聞いてもらう技術を小手先編から本質まで、
分かりやすく伝えてくれます。
なぜ、聞いてもらう技術が必要かと言えば、
政治、社会課題を巡り対立したり、身近な人ともめたり、
対話が必要な時こそ、相手の話を聞いていられなくなるからです。
専門家の役割は橋渡しだけ。
身近な人に、話を聞かれることで人は変われるという言葉が印象的です。
改めて・・。
希望が見えるかもしれません。
金曜午後は、そらいろブログ♪
来週の第2金曜日、13時に更新。
記者は、オレンジティーさんです。
お楽しみに♡
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くらげのくらくらひとりごと

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ラベリングの行方・・
「若いでくくらないで下さい」「若いねえ~」という携帯電話会社の
テレビ・コマーシャルがありました。
何回見てもくすっと笑えます。
くらげは小さいころから、女(の子)だから・・、障害を持っているから・・と
ひとくくりにされることに抵抗を感じてきました。
社会に生きるひとりの人間として見てほしいと。
社会学者・アーヴィング・ゴッフマンは、社会的スティグマについて研究をしました。
スティグマとは、烙印(らくいん)の意味て゜
特定の文化、人権、ジェンダー、知能、健康、障害、社会階級、生活様式などに対し、
差別、偏見の対象とされる属性、負のイメージのことです。
負のイメージは、排除する側だけでなく、排除される側も内面化されていきます。
そもそもは、グループ分け、カテゴリー化、それに名前をつける、ラベリングされることからはじまります。
ただ、このスタート時点では、排除などのマイナスの意図、悪意がなければ、
社会が抱える課題、問題を可視化することにつながることもあります。
様々なハラスメント、最近では、宗教二世、ヤングケアラーなどがそれにあたり、
社会的課題とし解決が求められ、法整備や施策にも反映されていくこともあります。
スティグマにしない、あるべき方向だと思われます。
未知の人に出会うとき、敵でないと確認、認識するため、
その人の属性や背景でカテゴリー化、ラベリングをしてしまいがちです。
属性や背景にある、歴史的社会的なスティグマを含めた理解と、個人としての理解、
双方からのアプローチが必要です。
"障害を持っている"ことに、決して足をすくわれないように
当事者相談員としても戒めています。
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聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人 ちくま新書
現代社会は、国家間、社会と人との関係に大きな困難を抱えています。
人と人との関係も難しく、孤立を社会課題としなければならないほどです。
この本は、話を聞くことが出来ず困っている人たちと
話を聞いてもらえず苦しんでいる人たちに向けて、
聞く技術、聞いてもらう技術を小手先編から本質まで、
分かりやすく伝えてくれます。
なぜ、聞いてもらう技術が必要かと言えば、
政治、社会課題を巡り対立したり、身近な人ともめたり、
対話が必要な時こそ、相手の話を聞いていられなくなるからです。
専門家の役割は橋渡しだけ。
身近な人に、話を聞かれることで人は変われるという言葉が印象的です。
改めて・・。
希望が見えるかもしれません。
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